Tuesday, December 8, 2009

B6 記事と原稿

記事:

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20091017-OYT8T00300.htm


原稿:


皆さん、最近の日本の新しい教育についてご存知でしょうか。インターネットもどんどん普及(ふきゅう)し、私が小学生だった時と比べると遥(はる)かに教育の仕方がよくなってきていると思います。私が小学生だった頃はネットもそこまで普及しておらず、海外との交流もなかなか難しいものがありました。友人から聞いた話によると、昔はスカイプなど便利なものがなかったので、時間を見計(みはか)らって海外の友達に直接電話をかけて連絡をとりあったり、英語が話せる機会(きかい)があったとしても交換留学生と話すことでしか海外の交流はなかったと話していました。

今日は、10月17日の読売新聞にあった「ネット通じて海外交流」の記事について紹介し、
最近の小学校教育について考えてみたいと思います。

日本では、インターネットの回線(かいせん)を使い、直接海外と交流する小学校があります。時差の関係上、英米との会話は難しく、豪州やニュージーランドなどの日本と時差が小さい国との交流が出来ています。「日豪語学協同学習(にちごうごがくきょうどうがくしゅう)」と言う授業は、テレビ画面を見ながら海外の小学生達と自己紹介や質疑応答(しつぎおうとう)・ゲームなどする授業で、子供たちが海外に目を向けるきっかけを作り、外国人と直接コミュニケーションすることでより子供たちに海外への関心を高める目的があります。

国が国際的になるためには、子供を小学生の頃から外国人と交流させるほどいい手段(しゅだん)はないと思います。この記事にあった小学校の新教育のように面白く、簡単に交流が出来たら、子供達が外国語も早く習えるし、他の国に目を向けやすくなると思います。この日本の新教育を考案(こうあん)した教諭によると、ちょっと英語をしゃべっただけで英語が上手になるわけではないし、外国人と直接コミュニケーションすることで、世界とのつながりを感じさせ、関心を高めるのです。たとえば、外国語を教科書だけで勉強したり、同じ国の人ばかりと練習したりする人より、外国人とよく話したり、外国のドラマや音楽などに興味があり、このように地道(じみち)にそして一生懸命に外国語を勉強した人が外国語のレベルアップを出来るそうです。現代社会は国際的な人が必要な社会です。なぜなら、世界のトップ・グループに含まれるためには、政治経済、そして産業(さんぎょう)など、発展させる必要があり、そうすることにより、国と国とがよく結びつけると思います。私は、この記事を読んで、日本は他のアジア諸国(しょこく)と比べて国際的な教育が進んでいますし、最近の子供はとても良い教育を受けられていると感じました。

以上のように、日本では小学生達に、面白く勉強出来る環境、インターネットでの海外交流が始まっています。皆さんは日本の「ネット通じて海外交流」という新教育についてどう考えますか。現代社会は国際化された人材が必要な社会ですが、まだ価値観(かちかん)が成立していない小学生に国際化させるべきではないと考えている人も少なくはないと思います。私はこの新しいシステムについて良い教育方針(きょういくほうしん)だと思いますが、皆さんはどう考えますか。それでは、3,4人のグループになって、小学生校教育の海外交流などを通じて国際的になるのは必要なのか、どうか3分ぐらい話し合って下さい。後でグループの意見を聞きたいと思います。

以上で発表を終わります。ご清聴(せいちょう)ありがとうございました。



単語リスト:

普及:diffusion, spread
遥か:far, far away
質疑応答: question and answer session
見計らう:to choose at one's own discretion
機会:chance, opportunity
回線: circuit, line
日豪語学協同学習:Japan-Australia language study cooperation learning
質疑応答:question and answer session
手段:means, way
考案:plan, idea
つながり:connection, link, relationship
地道:steady, straightforward
産業:industry
アジア諸国:Asian countries
価値観:values
教育方針:education policy
清聴:courteous attention